合皮の鼻緒には気をつけましょう
先日着物で出ようとした時、久しぶりに履こうと思って出しておいた下駄を
玄関で履いた瞬間えらい目にあいました。
ちょっときついかな?大丈夫かな?…とぐいっと指を入れたところ、
足袋の指先から鼻緒が当たるとこまで、真っ黒な線が多数ついたのです!
え、何これ!と思って下駄をよく見ると…
(ちょっと鼻緒がずれてますが理由はのちほど)
鼻緒の裏側の合皮が煮えてぼろぼろに!
つまり足袋に付いたのはぼろぼろになった鼻緒だったのです。
足袋だけでなく手にまで付いてしまい、
これ以上他のところに付かないように下駄を脇によけ、手を洗い、
足袋を履き換えて他の草履で出かけました。
家に帰り、荷物や着物の後始末(脱いで掛けるだけですが…)をしてから、
まず汚れた足袋を洗いました。
全く取れませんでした…orz
さらにショックだったのは履いて出かけた足袋にも1か所ついてしまっていて…
まあ、裏側でしたので
履物を脱がないところに出かけるとき専用の足袋にすることにしました。
この下駄どうしてやろうかと思ったんですが、
鼻緒はぼろぼろでも台はほとんど傷がないので捨てるのはもったいなく、
鼻緒を外して、台だけ置いておくことにしました。
つまり、さっき鼻緒がずれていたのは、
すでに鼻緒を外してしまっていたからです。
こんな面白いこと書かずにどうすんねんと…
で、丁度ここにつっかけて前が欠けてしまった下駄がありました。
もったいないので鼻緒を外してつけ替えてみよう!
なんて大胆なことを考えまして
ネットで鼻緒のすげかたを探して、
外したまではよかったんですが…
前は首尾よく入ったんですが、後ろの穴に中紐を入れて引っ張ってたら、
中紐がぶっちぎれてしまいました。
大した長さが切れたわけではないんですが、気力がなえてしまいました。
しょうがないので、鼻緒だけ売ってくれて、
すげてくれそうなお店を探すことにします。
by hiyaya-6-gw | 2010-07-09 17:24 | 和 | Trackback | Comments(0)