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もしもの時に

本当は昨日更新するつもりだったのですが…

昨日は阪神・淡路大震災24年でした。
去年も大阪をはじめいくつもの地震がありました。
以前、どの地震の後かよく覚えていないのですが、
震災時の生理用ナプキンのことをテレビで話しているのをみました。
その際思いついたことを書こうと思います。

もともと私は15年近く布ナプキンを使っていました。
市販の普通のナプキンを使っていると、毎日2~3回シャワーを浴びても、
ナプキンはもちろん生理用ショーツを交換しても
どうしても二日目以降はかゆくなってしまっていたのです。
でも、布ナプキンを試してみると、かゆみはほとんど起きなかったので
それ以来布ナプキンを常用するようになりました。

そうなると困るのが外出の時です。
初めのころは布ナプキンのライナー部分を複数持ち歩き、
使用済みのライナーは布ナプキン専用のポーチ(防水機能あり)に入れて持ち帰っていました。

でも、泊りとなるとそうはいきません。
一度布ナプキンの快適さがわかると市販のナプキンを使いたくなかったのです。

そこで、古くなって捨てようと思っていたTシャツや肌着を使って
使い捨てのライナーを作ってみました。
これが案外よくて普段の外出時にも使うようになりました。
やっぱり汚れたものを持ち帰るのは面倒だったので。

震災時の生理用ナプキンも古着を使って作っていたので、
「あ、私がしてたのでもいけるのか」と思いました。
でもちょっとこうしたらと思うところがあったので、
まず私が使っていた使い捨ての布ナプキンを紹介します。

もしもの時に_e0093705_22085697.jpg


1.使っている生理用ショーツのクロッチの長さを測ります。
2.古くなったTシャツや肌着などを広げ、縫い代などを外して、
 クロッチの長さ×4の幅、生理用ナプキンほどの長さに切ります。
3.同じく古着をさっき切った2より幅は同じ、長さを少し短くした大きさに切ります。
4.2と3で切った布を重ねます。

もしもの時に_e0093705_22090906.jpg


5.4を裏返しにし、真ん中に向かって両端から折ります。
6.さらに半分に折ります。これが使い捨てナプキンです。

テレビでやっていたのはもう少し分厚い古着を畳んで、ガムテープで裏面を保護していましたが、
これだけでは表面が汚れると替えたくなりますが、
そうそう替えに行けなかったり、案外早く布が吸いきれなくなったりで、
替えがすぐなくなっていってしまいます。
これは布ナプキンでもそうなので、その時とあるところで聞いたものがとても便利でした。
それが、この続きです。

7.もう一度2~4までのものを用意し裏返します。

もしもの時に_e0093705_22092072.jpg


8~10.端から葉巻や春巻のように丸めていきます。
11.これを6の上に重ねます。
12.生理用ショーツに乗せて使います。

この7~10で作ったナプキンを丸めたものが結構いいんです。
市販のナプキンでも中央を盛り上げたものがありますよね。
それと同じでつたい漏れもしにくいですし、ただ布を畳んだものより多く吸収してくれます。
丸めた布:通称”葉巻”、太いものは”春巻”を回転させて
まだ汚れていないところがあればそこを当てられますし、
葉巻or春巻を交換するだけで済むときもあります。

ショーツにはもし布ナプキンのホルダーを持っている人であればそこに固定、
ホルダーのない人はガーゼなどを止めるテープで止めたら大丈夫です。
時々テープが肌に張り付いてショーツを下すときにちょっと困りますが…
生理のはじめや終わりごろであれば葉巻がなくても大丈夫ですし、
汚れ具合によったら折り畳み方を変えたら何回か使えます。
おりもの用ライナーや少量であれば尿漏れライナーの代わりにもできます。
古布はプリントがあるものは土台の布(2の布)に使えばプリントのごわごわは気になりません。

いかがでしょうか。
布ナプキンは使用済みのものが市販の吸収剤を使ったナプキンより臭いませんから、
周りの目が気になる避難時にもよいかもと思ったりしています。

by hiyaya-6-gw | 2019-01-18 22:58 | Trackback | Comments(0)